「企画書は1行」


エロボケでありながら、就寝以外は家に寄りつかず、常に自己研鑽のために街を徘徊していらっしゃる尊敬すべきF川さんに、「企画書は1行」(野地 秩嘉:光文社新書)を借りた。

どぉ〜もうちの会社のように図体ばかりデカイ会社だと、社内説明資料は説明の説明のような資料の作りが多くなり、正直なにを言わんとしているのかさっぱり分からない資料が横行している。

これは官僚化していく組織にありがちだが、企画書一つとっても説明者が自分の言葉で説明するのではなく、持参する資料の文言をそのまま口に出して言えば説明する気になったかのような資料のつくりになってしまうのである。
したがって、やたら文言が多くなり、重要な事が文言の海の中に埋没してしまう事になる。

どっかでこの本のタイトルを目にして読んでみたいなぁ〜と思っていたところ、ちょうどいいタイミングでF川さんが日記に書いていたので、早速お借りした次第なのだ。

午後、パラパラと目を通しているうちに読了してしまった。
さすが新書である。
ある意味新書は読みやすさが勝負のようなもんだ。
新書はあくまでとっかかり、入り口であり、ひと通りアウトラインを把握できればよい。
さらに興味が湧けばちゃんとしたそれに類する単行本を求めればいい。
新書で全て賄おうなんて欲を出してはいけない(笑)

パラパラと読んでいる中で気になった言葉を机の上に合ったメモ用紙に書き連ねていた。
読了後、メモ用紙を眺めてみると......。


サントリーで愚息ムクムク、硬化バツグン」

「トホホな朝、ウフフの夜」

「チャーハンとスパゲティを一緒に食べたい事もある。だってにんげんだもの」

...............。


F川さん、こんなボクでごめんなさい...m(__)m

いやいや、ちゃんとわかってますよ!

「できる限り短く。本当にやりたいことを書く。その一点に思いを込める。」

↑これですよネ!これ!
Amazonの商品説明にそぉ〜書いてありました...(^^;)ハハハ。